「これらの決議にはなんの価値もない」:アフマディーネジャード、安保理決議に対し
2010年06月09日付 Jam-e Jam 紙
ジャーメ・ジャム・オンライン版
タジキスタンを訪問中のマフムード・アフマディーネジャード大統領は、アメリカとその同盟国の画策によって実現した国連安全保障理事会での反イラン決議採択に対し、「これらの決議はイラン国民にとって、なんの価値もない」と強調した。
ISNAの報告によると、大統領は次のように語った。「自ら原爆を保有し、利用し、蓄積し、それによって他国を脅迫しているような連中が今や、イランは将来原爆を製造するかもしれないなどと言いがかりを付けて、右も左も一緒になって我々に敵対的な決議を出ているのだ」。
大統領はさらに、「これらの決議はイラン国民にとって、何の価値もない。決議を採択したある国に対して、こう告げてやった。『あなた方が採択した決議は、ゴミ箱に捨てる他ないような使用後の手ぬぐいのようなものだ』、と」。
その上で大統領は、「イランに打撃を加えることなど、彼らにできはしない」と強調し、さらに「政治という領域は詐欺や侵略、拡張主義の場となってしまった。ここでは、社会的関係から道徳や愛情というものが失われてしまっているためだ」と語った。
この記事の原文はこちら
関連記事(アフマディーネジャード「ロシアには友好的対応を期待」)
( 翻訳者:長島太郎 )
( 記事ID:19402 )