レバノン大統領がダマスカス訪問、シリア大統領も近くベイルート訪問へ
2010年06月16日付 al-Hayat 紙

■ シリア政府、レバノン大統領の支援を明言
■ シリア大統領、近くベイルート訪問へ

2010年06月16日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HP1面

【ダマスカス、ベイルート:本紙】

 ダマスカスで開かれたレバノン・シリア首脳会談は昨日、レバノンのミシェル・スライマーン大統領とシリアのバッシャール・アル=アサド大統領が「できるだけ早期に両国の国境を画定するため、水資源に関する両国の権利を調査し、双方が情報やデータの収集を続けることや、両国の歴史的な兄弟関係に即した国境の現状を調査すること」で合意し幕を閉じた。シリアのアサド大統領は、「シリアはレバノンにおける大統領の地位を支持し、それによって国内の平和が保証されると考えている」と述べた。

 アサド大統領とスライマーン大統領の会談の大部分は地域の現状と情勢についての話題が占め、特にトルコ・イスラエル関係や、パレスチナ問題に対するトルコ政府の姿勢について話し合われた。シリア大統領報道官は両大統領の協議について、スライマーン大統領がアサド大統領にレバノン訪問を呼びかけたと述べた。またレバノン大統領のダマスカス訪問に同行した代表団のメンバーであるムハンマド・ジャワード・ハリーファ保健相はレバノンへ帰国後、サアド・アル=ハリーリー首相を議長として開かれた閣議に出席する際、「アサド大統領は可能な限り早くレバノンを訪問すると約束した」と述べた。シリア大統領報道官によると、アサド大統領とスライマーン大統領はシリア・レバノン最高評議会を近日中に開催することを検討した由だが、ハリーファ保健相は「アサド大統領がレバノンを訪問すれば直ちに最高評議会が開かれる」として、同評議会がベイルートで開かれることを示唆した。

 シリアのブサイナ・シャアバーン大統領顧問は「レバノンTV」に対して、「会談の雰囲気は非常に前向きで、両人民の繁栄と利益に関わる全ての様々な問題が話し合われた」と語り、「今回の訪問は、両国と両国民の繋がりを確認するためにも大変重要なものであり、シリア・レバノンの兄弟関係が発展を見せる中で行われた。レバノン政府高官がシリアを訪れているのは継続してコミュニケーションをとり、両兄弟国にとって重要な事柄や、地域及び国際レベルでのアラブの立場を支える事柄について話し合うためだ」と続けた。

 近いうちにアサド大統領がベイルートを訪問するかどうかという質問に対してシャアバーン氏は、「そうだ。スライマーン大統領はアサド大統領にレバノンを訪問するよう招待し、アサド大統領はこれを受け入れ、できるだけ早期に訪問すると約束した」と答えた。

(後略)

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( 翻訳者:梶原夏海 )
( 記事ID:19444 )