この夏の旅行、人気はマケドニアとクロアチア
2010年06月18日付 Radikal 紙

多くのバルカン諸国がトルコ人にビザなし渡航を適用する中、最も人気のあるバカンス先はマケドニアとクロアチアとなっている。

バルカン諸国の多くの国がトルコ人にビザを免除したところ、バカンス先としてバルカン地域の人気が高まっている。定期便ではない特別便を利用し、料金が650TL(約37,538円)からのマケドニア・ツアーは、脚光をあびているツアー・プランの一つである。

プロントツアー・マーケティングのサラプ・オズカル社長は、トルコ人旅行者がビザなしツアーに強い関心を示しており、ビアなしツアーにより今年の販売は昨年の55% 増だったと語った。

オズカルさんは、バルカン・ツアーで、行き先国でのツアー料金は680 TL(約39,270円)からだが、これと同時に一日当たりかかる出費もヨーロッパ諸国と比較すると、飲食代は非常に安いと説明し、「ヨーロッパ内(シェンゲン協定加盟国内)でシェンゲン・ビザ関連で様々なトラブルに直面してきたことや、多くの書類を必要とする手続きの煩雑さのために、ツアー客にビザなしツアーの需要があります」と話した。

オズカルさんは、バルカン諸国の中では今年はマケドニアが最も人気があると話し次のように続けた。
「プロントツアーは、トルコでまず最初の企画を実現し、夏の間中マケドニアに定期便ではなく特別便を飛ばし、650TL(約37,538円)からの1週間のパッケージツアーの企画を始めています。マケドニアにはトルコ人の味覚にあう美味しい食事があること、トルコ人が多く生活していること、アタテュルクが卒業した陸軍幼年学校がアタテュルク博物館として公開されていること、ヨーロッパの上流社会の人々がお気に入りの、比類なきオフリド湖があること、これらによりこの夏注目を浴びるでしょう。
マケドニア・ツアーではスコピエ、テトヴォ、オフリドをまわります。
マケドニアの最大のプラス面は、オスマン帝国時代の多くの歴史的建造物があることやトルコ語を話す人々がたくさんいることで、言葉の問題がないこと、自然が豊か、スコピエのようにヨーロッパ的な都市型の宿泊施設が整っていること、そして最も大事な点はトルコ人の味覚にあう料理と考えられます」

オズカルさんは、旅行客がマケドニアの自然や歴史、文化を多いに気に入ると説明し、「海がないと残念に思わないでください。みな世界で最もきれいな湖であるオフリド湖に入って、泳いでいます」と語った。

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:19455 )