有名歌手のタルカンがニューヨークの自宅を売却。「二度とニューヨークには住めないよ」と言うタルカンは、「実を言うとニューヨークへはもう5、6年以上行ってなかったんだ。あそこでの生活はもうおしまい。終止符を打つことにするよ」と話している。
今年2月、イスタンブルでの麻薬捜査で逮捕されて以降、うつうつとした日々を送っていた有名歌手タルカン・テヴェトオウルが、数日前訪れたアメリカ合衆国から帰国した。長期間カメラにとらえられることのなかったタルカンさんだが、かなり痩せた様子が注目を引いた。帰国時、有名な歌手にファンは興味しんしんで、何度もカメラのシャッターを切っていた。
アタテュルク国際空港で新聞記者らの質問に答えたタルカンさんは「アメリカには短い旅行で行ったんだけど、実を言うとあそこでの僕の生活はおしまいにしたんだ。生活っていうのも違うね、もうニューヨークには住めないよ。あそこでの生活に終止符を打ってきたんだ」と話した。タルカンさんは自宅を売却したことも明らかにし、「家は売ってきた。10年間あそこに住んでいたのは知っているでしょう。でももう何年も行ってなくて、それにアルバム制作の途中だったんだ。あと歌が1曲残ってるだけで、歌いれはもう終わってるよ。今からスタジオへ行くんだ。今日その歌を聞いて、作業を終わらせないと」と話した。
昨日、あるテレビ番組で、歌手のキバリイェが彼に対し賞賛の限りを尽くしていたことをどう思うかと聞かれると、タルカンは「ほんとに?僕は彼女のことすごく好きだよ。すごくいいパフォーマーだし、もちろん彼女自身すごくキュートな人だしね。僕たちはみんな彼女を大好きだよ。今度のアルバムでもまた僕の曲を歌ってくれるんだ。僕も手伝う予定だよ。できる限りね」と話した。
記者が「うつうつとした日々を過ごして、頭も休まったんじゃないですか?」という質問にも、タルカンさんはこう返した。「ニューヨークで?まさか!ニューヨークはごみごみして、休もうと思って訪れても逆に疲れるだけだよ。どこにいっても人だらけで、足の踏み場もないほど。行きたい場所なんてない。でももちろん自由で良かったよ。カフェでコーヒーを一杯飲んだり、読書をしたりね。」
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( 翻訳者:原田星来 )
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