エジプトとパレスチナの両大統領、ガザの封鎖解除等を協議
2010年06月16日付 Al-Ahram 紙
■ムバーラク大統領、アッバース大統領とガザの封鎖解除を協議
2010年06月16日付『アル=アハラーム』(エジプト)HP1面
【シャルム・シェイフ:ムフタール・シャイーブ】
エジプトのフスニー・ムバーラク大統領とパレスチナのマフムード・アッバース大統領は政策協議を行い、アッバース大統領のトルコ、米国、スペイン、フランス歴訪の成果を話し合ったほか、ガザに課された封鎖とその終結を目指すアラブ諸国および国際社会の尽力や、自由船団へのイスラエルの攻撃の最新情勢について議論した。
ムバーラク大統領との会談後にアッバース大統領は、「パレスチナ人の通行やガザに対する支援物資搬入のために、無期限のラファハ通行所開放を決定したことに対して、ムバーラク大統領に感謝の意を表した」と語った。
さらにアッバース大統領は以下のように述べた。「協議では和平プロセスや、このプロセスを後押しするアメリカのアイデアに沿って現在行われているパレスチナ・イスラエル間の間接交渉の状況、ジョージ・ミッシェル米特使の尽力などが話し合われた。同様に、パレスチナの内部和解の実現を目的としたアラブ連盟のアムル・ムーサー事務局長とパレスチナの諸勢力との話し合いの結果にも触れた」。ムーサー事務局長は、一昨夜、アッバース大統領と面会し、この問題について話し合っていた。
(後略)
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:深澤碧 )
( 記事ID:19486 )