レストランのテーブルから塩をなくします―保健省から減塩行動作戦
2010年06月23日付 Yeni Safak 紙

政府は塩分摂取減少化にむけて2010-2015年の間に実施される政府の計画の枠組みにおける基本戦略と、この戦略に並行して目標に向けた具体的な対策を発表した。この計画は、レストランやファースト・フード店のような場所のテーブルから塩をなくし、代わりにヨウ素添加塩の小袋が置かれる。

保健省基本健康サービス総局によって開かれた「塩の消費量減少にむけた国家戦略決定会議」が終了した。

イルチホテルで開かれた会議は、保健省、農業村務省、国民教育省、産業省、NGOの代表、諸大学の教員、及び食品工学の専門家が参加した。

二日間の会議では、トルコにおける一人当たりの一日の塩分消費量が18グラムを超え、過剰な塩分摂取は高血圧を始めとし、心臓病、脳梗塞、糖尿病や様々なガンの大きな要因であることが指摘された。

会議では、政府が塩分摂取減少化にむけて2010-2015の間に実施される政府の計画政府の計画の枠組みにおける基本戦略と、この戦略に並行して目標に向けた具体的な対策を発表した。計画が実施に移される際の活動、法律の改正、メディアの活用、科学的研究が盛り込まれた案が協議された。その分野の専門家グループによって計画案に加筆や提案が行われた。

保健省は、研究グループによる提案も考慮に入れ、できるだけ早く最終案をまとめたいとした。

会議で中心的に議論されたのは以下の点である:

「パン、伝統的食品や加工食品の塩分の量の確認と、データベースの構築。レストラン、ファースト・フード店や食堂のような場所のメニューを調査し、塩分摂取量の減少値を定めて、摂取量を段階的に減らす。また、レストランやファースト・フード店のような場所のテーブルから塩をなくし、代わりにヨウ素添加塩の小袋の設置の促進。これらの店舗では、塩の使用が必要なフライドポテト、サラダ、アイランのような飲食物は調理時に塩を加えないことにする。テーブル上から塩をなくしたレストランやファースト・フード店には、ロゴ・旗・認定証等により表彰をする。塩分が高めの食品に対しては、注意書きを記載することを義務付けるために、ラベル普及小委員会に提案を行う。また、塩分量が1%以上の食品は塩分摂取量を大きな文字で記すこととする。低塩分食品を生産する企業への減税の可能性の検討。

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( 翻訳者:小幡あい )
( 記事ID:19490 )