バッドヘジャービー取り締まりの新段階、空港で始まる:ヘジャーブの乱れた女性71名の旅行を禁止
2010年06月15日付 Mardomsalari 紙

イラン空港警察長官は、今年に入って最初の82日間で、ヘジャーブの乱れた人物3506名に対し、〔今後ヘジャーブはきちんと守りますという〕誓約書を提出させたことを明らかにした。

 ILNA(イラン労働通信)の報道によると、ナビーヨッラー・ヘイダリー司令官は、「今年に入って最初の82日間で、100キログラムの各種麻薬が発見された。この内69キログラムは覚醒剤で、この量は昨年の同時期(覚醒剤153キログラム)と比べて減少した」。

 同司令官は、空港警察は服装の乱れた旅行者の旅行継続を〔空港で〕阻止していることを明らかにし、イラン空港警察によって、今年に入って最初の82日間で、112名の女性と210名の男性が社会規範の無視との関わりで逮捕されたと指摘した。同司令官はその上で、「空港警察は服装がふさわしくない71名の婦人に対し、旅行の継続を禁止し、彼女らを司法当局のもとに送った」と述べた。

 この当局者はさらに、「イラン空港警察はまた、服装の乱れた出迎え人が空港内に入ることも禁止している」と述べ、さらに服装やヘジャーブの乱れた男女33,029名については、服装を替えた上で旅行を続けたことを明らかにした。

 同司令官によると、同時期にイラン航空警察はヘジャーブの乱れた人物87,714名に対して注意を与え、3,506名からは誓約書を提出させたという。

 同氏はさらに、男女を問わず、国内外を旅行する者はその全てで、イラン国民の文化や犯してはならない約束事に対して敬意を払うべきであり、それが守られない場合は、必要な措置が講じられるだろうと述べ、「服装の乱れた旅行者でも、自身の服装を正した場合は、旅行を続けることができる」と強調した。

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( 翻訳者:渡部智士 )
( 記事ID:19516 )