食品安全の項目において交渉が開始された。トルコのEU加盟交渉において開始された項目数は13となった。
■ブリュッセル
トルコのEU加盟交渉において新たな項目が開始された。「食品安全、獣医学、植物衛生」項目は、アフメト・ダヴトオール外務大臣、エゲメン・バウシュ国務大臣・EU加盟交渉担当官、メフディ・エケル農業村務大臣が参加し、EU評議会において開かれた政府間会議により交渉が開始された。
トルコのEU交渉において大臣レベルでは9回目となる政府間加盟会議には、EU側としてスペインのミゲル・アンヘル・モラティノス外務大臣、EU評議会のステファン・フューレ拡大担当委員が代表として出席した。
スペインは、6か月前に議長国となってからトルコと4項目の交渉開始を望んでいると発表し、加盟数カ国の政治的障害をクリアできなかった結果、少なくとも1項目の交渉が開始され得るため大きな尽力を示した。スペインは、食品安全の項目において開始の基準を満たした後、EU加盟国が項目の交渉開始へ承認を与えるため通常数か月かかる過程を10日にまで短縮させ、ほぼ記録的な早さを見せた。
食品安全項目を加えてトルコは、2005年の選定プロセスにより開始したEU加盟交渉において、13項目が開始されたことになった。トルコは、加盟交渉において2006年上期オーストリアが議長国時に1項目、2007年上期ドイツ議長国時に3項目、2007年下期ポルトガル議長国時、2008年スロベニア、フランス議長国時にそれぞれ2項目、そして昨年下期スウェーデン議長国時に1項目の交渉が開始されていた。
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( 翻訳者:岩根匡宏 )
( 記事ID:19552 )