テヘランで、出産直後の自分の子供を売ろうと企てた女の目論みが、病院駐在の治安警官らの機転により、未然に防がれる出来事が起きた。
ジャーメ・ジャム紙の報道によると、イマーム・ホメイニー病院駐在の治安警官らは、出産のために入院していた若い女のもとに、数名の人物が面会を繰り返していることに不審を抱き、入院中の女をひそかに監視した。その結果、イマーム・ホメイニー病院付属のヴァリー・アスル病棟に入院する際、女が友人も身寄りもいないと述べていたにもかかわらず、〔彼女から〕産まれた新生児数人の写真や映像が残されていることを突き止めた。
こうして警官らの疑いは確信へと変わり、警察は若い女の出産の2日後、彼女のもとを訪れ、新生児を病院の外に連れ去ろうとしていた面会人を逮捕した。その結果、新生児の母親は自分の子供を100万トマーン〔約10万円〕で売っていたことが判明した。
〔後略〕
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( 翻訳者:留置彩加 )
( 記事ID:19576 )