イラン船舶への迷惑行為には「落とし前」を付ける:イラン汽船代表
2010年06月28日付 Jam-e Jam 紙

「イラン・イスラーム共和国汽船」代表は、「イランの船舶に対して迷惑行為が行われた場合は、イランは国益を守るために、自国の法的権限を利用して、毅然とした態度で報復することになるだろう」と述べた。

 モハンマド・ホセイン・ダージマル氏はイラン国営通信(IRNA)とのインタビューのなかで、「国際法のさまざまな規定によれば、どの国にも自国の領海を守る権利がある」と述べ、さらに「それゆえ、国際法を活用することで、我々もまた不審船と判断した船舶を検査することができるのであり、そうすることによって、〔先に〕採択された〔国連安保理〕決議に追随する国々に対して、対抗措置を講ずることができるのだ」と続けた。

 同氏はまた、「決議の内容によれば、積荷が疑わしく、それらの積荷に関してミサイル兵器や核兵器の製造に関係する物品を運んでいるとの確信が得られるような船舶に対してのみ、検査が許される」と加えた。

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( 翻訳者:木全由一 )
( 記事ID:19592 )