ハッキャーリ大学でクルド語教育
2010年07月05日付 Yeni Safak 紙


ハッキャーリ大学は、同大学の専任教員に対し、英語に加えてクルド語教育を行っている。学長側は、トルコ各地の大学で博士課程に所属する60人近くの教員と研究員をハッキャーリー大学に招聘した。

この1週間、ハッキャーリ大学に所属する教員に向けて平日毎日行われている英語学習クラスに加え、1日1時間、クルド語学習クラスが行われている。同地域の住人が話すクルド語を、ハッキャーリ出身のハリト・ヤルチュン氏が授業する。短期間でクルド語の簡単な会話をし始める員たちに、クルド人作家M・レシット・アイダ氏の本が配布された。

ハッキャーリ大学学長イブラヒム・ベレンリ教授の指示で開始されたクルド語学習クラスは、賑やかに行われている。授業に参加する教員たちに対し、地域住人との間で楽に会話ができるよう、日常生活で使われるクルド語の語彙を教えると話すハリト・ヤルチュン氏は、「彼らは既に短期間で、名前、名字、挨拶ができるくらいのクルド語を身につけた。授業の目標は、教員たちと地域の住人との交流をサポートすることだ」と述べた。

短期間でクルド語を学ぶ同大教員たちは、授業を担当するヤルチュン氏が問いかけるクルド語の質問に、気軽に答えられるようになっている。15日間続くクルド語学習クラスの最終日には、クルド語を最も上手に話すことのできた受講者に学長から記念品が贈呈される。

ハッキャーリ大学学長ベレンリ教授も、時折教員たちに混ざってクルド語クラスに参加している。

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( 翻訳者:萩原絵理香 )
( 記事ID:19603 )