憲法改正国民投票問題に、憲法裁判所判断下る「一部、棄却」
2010年07月07日付 Hurriyet 紙
憲法裁判所は、第5982号トルコ共和国憲法の部分的改正に関する法律の取消訴訟で、憲法裁判所と裁判官・検察官高等委員会(HSYK)に関する条項の一部棄却を決定した。決定は賛成7票に対し反対4票で下される一方、一部棄却された条項以外の憲法法案は国民投票にかけられる。
憲法裁判所ハシム・クルチュ長官は、憲法改正法案の取消と効力停止に関する裁判に関する高等裁判所が下した判決を、記者会見において説明し、質問に返答した。
クルチュ長官は、憲法の部分的改正に関する法律の取消訴訟と効力停止を求めトルコ大国民議会のメンバー、111人の国会議員が行った申請は、今日(7月7日)憲法裁判所で9:30に開始し9.5時間にも及ぶ長丁場の激論の末、判決が下されたと発表した。
クルチュ長官は、下された判決に関し以下の説明を行なった。「申し込んだ原告の、この憲法法案のすべてが方針上棄却という話題での主張の全てが拒絶された。しかし憲法法案内の、我が憲法の第4条に記載されている検討提案禁止条項に挙げられているという意見の強い第8,14,16,19,22,26条の検討が過半数で決定され、なされた検討の結果、法律の16条と憲法裁判所の規定に関して、憲法の146条で行われた改正の第4項で最高裁判所、国家評議会、軍事最高裁判所、軍事高等行政裁判所、会計検査院、高等教育機構、弁護士会委員長の、憲法裁判所に派遣した代表により行われる選挙で、各代表の投票の際、各代表の使用できる候補の対象は一人のみに限定されるという、かぎかっこをつけて言わせていただくとすれば、各代表は、つまり廃止された項の内容のことですよ―『各代表は一名の候補のみに投票を行うことが出来ることに関して―』この条文は廃止された。
また法律の第22条と憲法の第159条に適応された調整の第3項で記載された「大統領閣下の裁判官殿及び検察官高等委員会の方々を任命するメンバーの経済と政治知識の分野によって、上級経営者から構成されることに関する条文は、またこの第3条に記載されている―またカッコで―『経済と政治の知識分野によって』と、再びかっこで『上級経営者たち』の部分が破棄された。つまり、後に残る法分野での教職者と弁護士も当選可能となる選挙として機能することとなる」
また特に国家評議会、最高裁判所、司法高等専門学校と司法と行政の判決裁判官と検察官が裁判官・検察官高等委員会の委員選挙において1名のみに投票する条項も破棄された。そしてこの条項が、『1名の候補者のみに投票しなくてはならない―』条項が、この基礎条項以外で、一過性の条項でも反映されることがある。そこでも一過性の条項でこの条項が記載されていた。その条項の中からも、一過性の条項の中でもこの条項は引き抜かれており、破棄された。
効用停止に関する要求は過半数の票決により破棄された。以下の結果が委員会評議で下された:この結果が国のため、国民のためになることと祈っています」
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( 翻訳者:智原幸穂 )
( 記事ID:19626 )