サイード・ヌールスィーの生涯、映画化へ
2010年07月08日付 Yeni Safak 紙


サイード・ヌールスィーの生涯をテーマに取り上げた映画、「自由なる男」の撮影がスタートした。
 映画「ミンイェリ・アブドゥッラー」で監督デビューした脚本家で監督でもあるメフメト・タンルセヴェル氏が、20年ぶりの復活を遂げる。
 ハベルトゥルク紙によると、タンルセヴェル監督は今回、サイード・ヌールスィーの生涯をテーマにした映画「自由なる男」で観客と向き合うことになる。

■ミュルシト・アー・バーが出演

 メフメト・タンルセヴェル氏、メフメト・ウヤル氏、アフメト・チェティン氏が脚本を手がけ、メフメト・タンルセヴェル氏が監督を務めた「自由なる男」の撮影が先週、秘かにウスパルタでスタートした。イスタンブルとブルドゥルでも撮影は行われる予定で、合計8週間を予定している。映画ではべディユッザマン・サイード・ヌールスィー役をドラマ・映画俳優のミュルシト・アー・バー氏が演じる。

■12キロの増量

 長い間、海外で主演を演じる俳優を探していたタンルセヴェル監督だが、その後この役をトルコ人俳優に演じさせることを決意した。この役を受けたミュルシト・アー・バー氏はサイード・ヌールスィーに似せるため、12キロ増量した。サイード・ヌールスィーの40~70歳の頃を描くこの映画では、ミュルシト・アー・バー氏は化粧にて年老いた様子を表現する。

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( 翻訳者:永井ひとみ )
( 記事ID:19642 )