9月12日には反対票を―憲法改正国民投票でCHPクルチダルオール党首
2010年07月08日付 Yeni Safak 紙
共和人民党(CHP)のクルチダルオール党首は、9月12日の憲法改正国民投票で反対票を投じると表明した。
クルチダルオール党首は、共和人民党本部で党組織と市長らに向けて演説を行い「9月12日に私たちは反対票を投じます。国民の皆さんにも私たちとともに反対していただきたいと思っています」と述べた。また党首は憲法裁判所が党による取り消し要請を棄却し憲法改正案を国民投票にかけるべきであると判断したことに関し、司法の独立が失われると主張し、法が与党の支配下に置かれてしまうと訴えた。クルチダルオール党首は権力の分立が侵害されると述べ、このため公正発展党の憲法改正に反対であると語った。また、「国民の皆さんにも私たちとともに9月12日は反対票を投じていただきたい」と話した。
クルチダルオール党首は、9月12日の国民投票では反対票を投じ憲法改正案が成立しないよう尽力すると繰り返す一方、新憲法の発効も約束した。党首は「私たちは新憲法の発効をお約束し、真の憲法改正を行うことを保証いたします」と述べた。
そして演説の最後に有権者に対し、「反対票こそ正しい選択です」と呼びかけた。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:大門志織 )
( 記事ID:19644 )