ダブル・ディグリー取得の大卒者、急増中
2010年07月12日付 Radikal 紙


トルコ国内及び海外で学ぶ機会を提供し、2つの学位の取得を可能にする高等教育プログラム(ダブルディグリー)を選択する学生が年々増加している。

国際共同学部及び大学院課程プログラムは、2003‐2004年教育年度に諸大学において定員を305人として開始され、現在では全1961人の学生が教育を受けている。

共同学位プログラムの数は、高等教育機構(YÖK)が今年12の共同の学部予備課程プログラムの開設を承認したことを受け増加した。トルコ国内の大学には全97の共同学位プログラムが存在する。

国際共同プログラムは、「学生が異なる二国の大学で教育を受け2学位を取得し、英語力の向上をはかり、異文化を知る」ことを可能にするものである。これはトルコの大学と国外の大学間の協定により実施されている。

国際共同学部課程プログラムの協定先は現在アメリカがほとんどであり、他にもフランス、ドイツ、オランダ、オーストリア、ロシア、スコットランド、イングランド、ブルガリア、ニュージーランドの大学と提携している。

現在、国外の大学と共同学部課程プログラムを実施している大学は次の通り。
カーディル・ハス大学、ハジェッテペ大学、ウシュク大学、イスタンブル工科大学、セルチュク大学、エゲ大学、アクデニズ大学、イズミル経済大学、アタテュルク大学、イスタンブル大学、アフヨン・コジャテペ大学、ファーティフ、ウルダー大学、イェディテぺ大学、アトゥルム大学、ハリチ大学、マルマラ大学、サカルヤ大学、イスタンブル・アイドゥン大学、バフチェシェヒル大学、アナドル大学、イスタンブル・ビルギ大学、ヤロヴァ大学、ドクズ・エイリュル大学、エルジエス大学、チャンクル・カラテキン大学。

また、共同博士課程プログラムは中東工科大学(ÖDTU)、イスタンブル工科大学(İTÜ)、ジェラル・バヤル大学、サバンジュ大学、マルマラ大学、ゲブゼ高度技術協会によって実施されている。共同大学院課程プログラムは、中東工科大学大学、アクデニズ大学、イズミル経済大学、ユルドゥズ工科大学、イスタンブル大学、イスタンブル商業大学、ガラタサライ大学、イェディテぺ大学、ビルケント大学、エゲ大学、アトゥルム大学、イスタンブル工科大学、サカルヤ大学、カーディル・ハス大学、バフチェシェヒル大学、イスタンブル・ビルギ大学、ヤロヴァ大学、エルジエス大学によって実施されている。

高等教育機構は今年、フラト大学、イスタンブル・アイドゥン大学、ウルダー大学、チャンクル・カラテキン大学、イスタンブル商業大学、カラデニズ工科大学、バフチェシェヒル大学、ガズィアンテプ大学、オカン大学における全12の学部予備課程プログラムの開設を承認した。これに加え、すでにアトゥルム大学、イズミル経済大学で学部予備課程プログラムが実施されている。

共同プログラムは、主にコンピューター、機械、ソフトウェア、建築、工業、工学、経営、経済、英語・英文学、英語教育といった分野で開かれている。

■学部課程プログラムに参加するには

希望する学生は、関連する科目の大学入試の得点、及び加重計算中等教育得点から算出される「入試点数」をもとにして、大学入試センター(ÖSYM)により、一元的に学部課程プログラムへの参加を許可される。大学入試を受けて(必要点数をとり)学部選抜に進んだ学生は、共同学部課程プログラムを実施している大学や選出条件に関する情報を、『大学入試案内』、または各大学のインターネットサイトから得ることができる。

ダブルディグリー・プログラムにおいて授業は通常、英語で行われる。この教育を受けるためには、学生は十分なレベルの英語能力を備えている必要がある。ダブルディグリー・プログラムへの参加を決めたが、英語レベルを判定するTOEFLのテストで十分な点数を得られなかった学生は、トルコ側の大学の英語予備教育学校で指導を受ける。学生はアメリカで教育を受けるために、TOEFLの筆記テストで最低でも550点を、TOEFLのコンピューターを使って行われるテストの場合は最低でも213点(一部のプログラムでは220点)、またはインターネット上で行われるテストで74点(イズミル経済大学、ウシュク大学、ハジェッテペ大学では79点、ビルケント大学、中東工科大学、イスタンブル工科大学では80点)を獲得しなければならない。これらのTOEFLの点数は、一部の(英語で教育する)トルコの大学では学部の教育を受け始めるための条件となっている。一部の大学では、(ダブルディグリー・プログラムの)アメリカ側の大学で教育を開始するための前提となっている。

学生にはTOEFLの条件に到達するために最大で2年の猶予が与えられている。学生がこの期間内にTOEFLの条件を満たすことができなかった場合は、大学学生選抜試験(ÖSS)の得点と本人の希望に応じて、教育言語がトルコ語であり、できれば同じ(なければそれと同じような)プログラム名をもつ高等教育プログラム(英語教育学は除外)に進学することができる。この決定は、大学入試センター(ÖSYM)が行う。

■ダブルディグリーの費用

国際共同プログラムの費用は学生が負担する。国際共同プログラムに携わるトルコの国立大学の年間の授業料が含んでいるのは、あくまでトルコでの準備課程と学部課程の授業料だけである。毎年発表されるトルコの国立大学の授業料は、閣議によって決定される「二次教育費」をもとに、高等教育機構が定めている。

国際共同学部課程プログラムの枠組みでアメリカで教育を受ける期間に関しては、学生はその(アメリカの)大学が定めている、その年度の授業料を払っている。

学生は国外の大学で学ぶ間、大変多くの支出を見こまなければならない。例えば、イスタンブル工科大学とモンタナ州立大学によって実施されている国際共同学部課程プログラムで2009‐2010教育年度に必要とされる費用は、準備課程用に7,000TL(トルコリラ)、イスタンブル工科大学の学部課程プログラムで学ぶために7,900TL、モンタナ州立大学では約14,000ドルかかる。この金額はモンタナ州立大学の授業料とその他経費、学生プログラムの当該期間のオリエンテーション・プログラムの費用から成っている。学生がモンタナで滞在する期間中に支払う、家賃、食費、教材費、その他個人的経費は一学年につき15,000ドルになると見積もられる。学生はアメリカで健康保険に入ることが義務付けられており、その費用も自分で支払っている。

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( 翻訳者:篁日向子 )
( 記事ID:19672 )