共和人民党副党首でサムスン県選出国会議員のハールク・コチを団長とし、マルディンやシュルナクで調査にあたった共和人民党の調査団は、21年前に発表されたクルド・レポートを更新するため、シュルナクで活動を開始した。
共和人民党の調査団が、この地域(東部、南東部)の25の県で行う視察・調査は、3カ月続く。コチ副党首は、「この地域と、再び理解しあい、近づきたいと切望している。この地域の人々を、(BDPと、AKPという)2つの政治的な牙の間におきざりにおきたくはない」と述べた。この調査団は、ハールク・コチ副党首を団長とし、ウムト・オラン共和人民党副党首、アンカラ選出国会議員で副書記長のテキン・ビルギン、マルディン党県代表のメフメト・クルチ・アスランが参加している。調査団は、シュルナクの県党本部ビルで党員たちと会合をもった。コチ副党首は、シュルナクで、ある葬儀に参列し、そこで、共和人民党が21年前の1989年に作成したクルド・レポートについて言及し、次のように語った。
「共和人民党が1989年に東部アナトリアや、南東アナトリアの問題に関し、きちんとした調査を行い、その結果として、正しい解決のための報告書を用意したことはご承知のとおりです。現在という地点にたち、民族的アイデンティティを道具につかった(BDPの)政治と、宗教心を利用した(AKPの)政治が、この地域の人々を苦しめているのは、明白です。共和人民党として、このレポート作成のプロセスのなかで、共和人民党自身の問題点にも向き合っていきます。」
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:19736 )