トルコ製パン業連合のハリル・バルジュ会長は、今年のラマザン月にはピデ・パンの値段が1キロあたり、昨年同様、3.5リラ以上にはならないと発表した。
バルジュ会長は記者会見をひらき、小麦価格が、一袋あたり3~4リラ値上げになっているもの、パン屋が、この値上げ分を「ぐっとこらえ」、ラマザン月の間、パンやぺデ・パンの値段は上げないと語った。パンの価格は、2008年の凶作期をのぞけば、2002年以来、平均10~15パーセントの割合で上がってきており、2008年には、値上げが25%にも及んだと述べた。そして、現在のパンの1キロあたりの価格は2.5リラであるとし、ラマザン月の終わりまでは、この値段を上げることは考えていないと述べた。バルジュ会長は、また、原料となる小麦価格のほかにパン製造経費を増加させているのは、労働者への賃金の差であるとし、このため、ラマザン月後には、パンの価格が10~15%値上げになるかもしれないと述べた。しかしながら、それを最低限のレベルにとどめるため、できる限りのことをする、という。
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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:19737 )