老朽車230万台が国内を往来:交通死亡事故の25%の原因に
2010年07月14日付 Jam-e Jam 紙
【社会部:プーラーン・モハンマディー】市街地や街道を走る老朽化した車が近年、悲惨な死亡事故を起こしている。こうした中、交通事故における老朽車の占める割合は25%に達しており、こうした事態は人的被害を発生させているだけでなく、莫大な経済的損失をも国にもたらしている。
しかし、状況をさらに複雑化させているのは、国内の老朽車の廃棄が遅々として進んでいないことだ。
イスラーム共和国治安維持軍(NAJA)交通警察の自動車ナンバー・センター所長は、今年度すでに53,0353台の老朽車が廃棄され、この数字は昨年比で49%の増加であることを明らかにしている。しかし同氏によると、いまだ230万台もの老朽車が国内を走行しており、死亡事故を引き起こしているという。こうした状況を抑え込むためには、老朽化した車の廃棄をより迅速に進めることが必要だろう。
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( 翻訳者:関雄仁 )
( 記事ID:19740 )