平和民主党議員の演説へ、軍楽隊音楽でプロテスト―アダパザル
2010年07月26日付 Radikal 紙


平和民主党(BDP)のイスタンブル選出のセバハト・トゥンジェル議員が9月12日に行われる国民投票について、アダパザルにあるサカリヤ県本部で記者会見の最中、近くの建物から大音量でトルコ軍楽隊音楽が流され、ベランダにはトルコ国旗が吊るされた。

トゥンジェル議員は一部の党員と共にアダパザルへ行き、党の建物で記者会見を行った。トゥンジェル議員はそこで、政府は自分たちとは議論を行わなかったと述べ、反感を示した。

トゥンジェル議員は、100人程の党員が見守る中行った記者会見で、9月12日に行われる国民投票をボイコットし、投票に行かないよう求めた。

セバハト・トゥンジェル議員が記者会見を行うなか、平和民主党の県本部があるカヴァクラル通りではサカリヤ県警の部隊が大規模な警備に当った。この間、平和民主党県本部の隣にあるアパートに住むある住民は、ベランダにトルコ国旗を吊るし、スピーカーで大音量のトルコ軍楽隊音楽を流した。トゥンジェル議員は記者会見の後、アダパザルを後にした。

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( 翻訳者:南澤沙織 )
( 記事ID:19785 )