クルチダルオールCHP党首、「ビュユクアヌク元参謀総長は被告となる」発言の波紋
2010年07月29日付 Radikal 紙
共和人民党(CHP)党首ケマル・クルチダルオールは「ビュユクアヌク元参謀総長は被告となる」と発言すると共に、クルチダルオール党首との不仲が取りざたされているCHP議会メンバーのギュルセル・テキン氏が、8月4日をもってMYK(中央執行委員会)のメンバーになるとも話した。
あるラジオ局の放送で、「ハディ・オズシュクと語るトルコ」という番組に参加したケマル・クルチダルオールCHP党首は、今日の政治状況についてコメントした。
ハディ・オズシュク氏の質問を受けたクルチダルオールCHP党首は、ヤシャル・ビュユクアヌク元参謀総長とレジェプ・タイイプ・エルドアン首相が行った2007年5月4日の会談にも言及し、「ビュユクアヌクは被告となるだろう」と言った。
クルチダルオールCHP党首は、ビュユクアヌク元参謀総長とエルドアン首相は2007年総選挙の前に面会し、何らかの意見の一致に至ったと言い、「この会談での秘密はまだ守られている。これは公の記録にも載っていない会談である。我々はこの会談について裁判を起こすつもりだ。ビュユクアヌク元参謀総長はこの会談に関する説明を行うことになるであろう」。と話した。
またクルチダルオールCHP党首は、オズシュク氏によるCHPの党組織に関する問いに答え、「解任措置は一時的に停止させた。我々は判断を9月12日の国民投票以降に行い、それまでは動向を見守る予定である。(党で)働く人々は我々を支持している。我々はCHPの県支部長らの動向をはかるつもりだ。それによって党組織を評価することになるだろう」と述べた。
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( 翻訳者:木村納菜 )
( 記事ID:19815 )