ギュル大統領、緊急トップ会談を説明「特別なことはない」
2010年08月03日付 Zaman 紙

アブドゥッラー・ギュル大統領は、日中行われた緊急会談後に「特別なことは何もない」との声明を発表した。アブドゥッラー・ギュル大統領は、ガンビア大使のギブリル・ジョーフ氏の信任状を出した後に報道陣の質問に応じた。ギュル大統領は、高等軍事評議会(YAŞ)に対する懸念を先日イルケル・バシュブー参謀総長に伝えたのか、またこのために問題が起こったのかどうかという質問に対し、「それらを一括りにはできない。高等軍事評議会(YAŞ)の通常会議が行われており、我々は本日(3日)最終的な総括を、参謀総長と首相との間で行った。全ていつも通りのことだ」と返答した。

会談後にギュル大統領は、ある記者が「高等軍事評議会(YAŞ)は、本日行われた会談や昇進人事において問題がある」との主張があることについて尋ねたのに対し、「いや、それとこれとは別の問題だ。高等軍事評議会は通常の会議を行っている。我々も親愛なる首相や親愛なる参謀総長と少し前に最終的な総括を行った。特別なことは何もない」と答えた。

■ ギュル大統領の主導でサプライズ会談
アブドゥッラー・ギュル大統領と高等軍事評議会(YAŞ)のメンバーとの会食が終了した。約1時間続いた会食の後、ヴェジディ・ギョニュル国防大臣と司令官らは外務省を後にした。

会食後ギュル大統領が主導する形で、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相と参謀総長イルケル・バシュブー陸軍大将との三者会談を外務省で行った。

■ 三者会談が終了
外務省で行われていたアブドゥッラー・ギュル大統領主導の三者会談は終了した。

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は約1時間半続いた会談の後外務省を後にした。参謀総長イルケル・バシュブー陸軍大将はエルドアン首相から5分遅れて部屋を後にした。

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( 翻訳者:三上真人 )
( 記事ID:19851 )