トルコ国軍(TSK)で起きた人事問題が解決した。陸軍指令官に、第1軍司官に命じられたと伝えられていたエルダル・ジェイランオール陸軍大将が任命された。
新たな陸軍司令官は、8月4日の記者会見で第1軍司令官に命じられたと伝えられていたエルダル・ジェイランオール陸軍大将に決定した。ネジデト・オゼル陸軍大将は、軍警察総司令官として留任した。
現状では、ジェイランオール陸軍大将は1年間陸軍に留まった後、退役となる。オゼル陸軍大将も軍警察から陸軍司令本部に移ることになると予想される。その場合、オゼル陸軍大将が2013年から2017年まで参謀総長になることとなり、TSKの2017年までの指令階級における変化は起きないと考えられる。
ジェイランオール陸軍大将が陸軍司令官となることで、ウシュク・コシャネル陸軍大将が参謀総長となることへの障害はすべて無くなった。
ジェイランオール陸軍大将が陸軍司令官となったことにより、第1軍司令部にはエーゲ軍司令官であるハイリ・クヴルクオール陸軍大将が任命された。(それに代わって)士官学校司令官であるヌスレト・タシュデレル陸軍大将がエーゲ軍司令部に配属された。そして、参謀司令本部第2副官であるビルギン・バランル空軍大将が士官学校司令官に任命された。こうして士官学校司令部は、再び空軍の管理下に置かれた。参謀司令本部第2司令官であるアスラン・ギュネル陸軍大将は現職に留まった。
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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:19897 )