イラン製エイズ薬、本年中に市場へ
2010年08月12日付 Jam-e Jam 紙

イラン・エイズ研究センター所長は、今年の末〔=2011年3月下旬〕までに、イラン製エイズ薬「IMOD」が国内の医薬品市場に流通するようになるだろうと述べ、「この国家プロジェクトの〔臨床試験の〕結果、IMODには深刻な副作用がないだけでなく、健康状態の改善や感染率の低下、患者の生きる希望の増大にも効果があることが明らかになっている」と指摘した。

 ミーヌー・モフラズ所長は、イマーム・ホメイニー病院のイマーム・ホールで行われた「イラン・エイズ研究センター拡張プロジェクト」の開業式に出席し、その傍らでメフル通信に対し、「IMODはすでにイラン保健省、そしてオーストリアとドイツの欧州2カ国の認可を受けており、〔エイズ薬として〕国際的に認知されている」と語った。

 同氏はまた、この薬はすでに300人のエイズ患者に投与されたと指摘した上で、「IMODにはいかなる副作用もなく、また患者の治療にも有効だ」と付け加えた。

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( 翻訳者:水谷陣也 )
( 記事ID:19954 )