クルチダルオール共和人民党党首、投票できず
2010年09月12日付 Yeni Safak 紙
共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首が、有権者登録がなかったために、9月12日の国民投票で投票できないことが判明した。
昨日、最後の反対票集会をイスタンブルで行ったクルチダルオール党首は、そこで投票ができないことがわかると、国会議員として投票できるという考えでアンカラに向かった。しかしアンカラでも有権者登録がなかったため、現在まで投票できていないことが明らかになった。共和人民党執行部は、この件に関して、高等選挙委員会(YSK)と懸命な折衝を行っており、国民投票で反対票を投じるよう先頭にたって呼びかけてきた共和人民党のクルチダルオール党首が投票できないことにより、緊張状態にあると述べた。
一方ケマル・クルチダルオール党首の妻セルヴィ・クルチダルオールは、チュクランバルの家の近くにあるメフメト・エミン・レスルザーデ・アナドル高校で4143投票箱に投票した。クルチダルオール夫人は、投票後「幸運を祈っています。」と述べて、夫がどこで投票を行うのかに関しては口にしなかった。ケマル・クルチダルオール党首は、有権者名簿に登録されておらず、有権者と認められなかったため投票できなかったと言われている。
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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:20148 )