クルチダルオール党首が独SDP党首と会談―「民族主義政党としてのCHP」は過去のもの
2010年09月20日付 Zaman 紙

ドイツ社会民主党SPDからの招待でドイツの首都ベルリンに滞在する共和人民党CHPのケマル・クルチダルオール党首は、日程の二日目にSPDのシグマー・ガブリエル党首と会談した。

メディアに非公開の協議をおこなった両党首は、その後メディアの前に現れた。ガブリエル党首は、ブリュッセルに続きベルリンで社会民主党からの支持を求めたクルチダルオール党首を励ました。ガブリエル党首はCHPの改革を、喜びを持って支持するとし、次のように述べた。「CHP内部の論争の一部は、SPDに不信感を与えていた。昔は、民族主義を前面に掲げるCHPがいた。でもそれは過去のこと。新しい協力関係のために、今日が私たちの良き始まりになったと信じている。CHPを、EUに開けられることを決意したパートナーとして考えている。(CHPは)民主主義の欠如の補完、宗教の自由およびキプロス問題の解決に尽力している」

またクルチダルオール党首はおとといの晩、ヨーロッパ・トルコ協会が開催した食事会に参加した。クルチダルオール党首は「首相が国民投票の後に行った演説(での約束)を果たすならば、私たちはもっと先進的で国際的な価値のある憲法をつくるのに協力するつもりだ」と述べた。

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( 翻訳者:池永大駿 )
( 記事ID:20208 )