民族主義者行動党、11年ぶりにトゥンジェリで党支部開設
2010年09月24日付 Radikal 紙


民族主義行動党(MHP)は、強い圧力の結果、支部撤退を余儀なくされたトゥンジェリで、11年ぶりに党支部の看板を掲げた。MHPのトゥンジェリ県支部長オスマン・ギュル氏は、今までのところ、特段の反対は受けていないと述べた。

テロ組織(であるPKK)と民からの反発のため、1999年に支部撤退を余儀なくされた民族主義行動党(MHP)はトゥンジェリで再び組織活動を開始し、党支部を再び開設した。

エラズー在住のオスマン・ギュル氏は、MHPがトゥンジェリで組織をもっていないことを知り、21人の仲間と県運営部を形成した後、組織を設立し、党中央の許可をえてトゥンジェリ県支部長に任命された。ギュル氏と彼の友人らは党中央承認のもと、トゥンジェリ中心街、べヒジェ・ボラン通りにある建物の3階を党の事務所として借りた。

党支部をトゥンジェリに11年ぶりに開設したMHPのオスマン・ギュル、トゥンジェリ県支部長は、今までのところ、特に反対は受けていないと述べた。ギュル支部長は国民投票に向けての活動も実現させたとし、「1999年に最初の支部を開設したが、当時の県支部長は反対運動に対して支部を閉じざるを得なかった。私たちは1月に組織化を始め、そして今、看板をかかげた。しかし、中身はまだです。チェミシュゲゼキ郡とペルテキ郡にも我々の組織をつくった。」と述べた。

MHPは1999年に15人からなるメンバーでトゥンジェリ県組織設立のため活動を始めたが、違法な左派組織やテロ組織であるクルド労働者党(PKK)、さらに市民の反発のために、まもなく、支部を閉鎖させたのだった

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( 翻訳者:細谷和代 )
( 記事ID:20238 )