人権・自由・人道支援財団会長ビュレント・ユルドゥルムは、イスラエルのマーヴィ・マルマラ号攻撃に関する国連の報告書を、「この報告書によってイスラエルの本当の顔が明らかになった」として評価した。
イスラエルが攻撃したマーヴィ・マルマラ号の被害者たちは、人権・自由・人道支援財団の本部で、国連と国際調査委員会の最終的な報告書に関する記者会見を行った。ビュレント・ユルドゥルム氏は、出された報告書でガザ地区の封鎖が違法であること、ガザに送られた船と乗組員は単に人道的な支援目的で行っていること、彼らは扇動者でも抵抗者でもなかったことが認められたと述べた。また「報告書によるとイスラエルが故意に拷問を行い、人々の自由を制限し、表現の自由を妨害するような罪を犯した」と付け加えた。また同氏は、この報告書によって、イスラエルが海上を封鎖して人権に反する行為を行ったため有罪であり、罪の名前が明らかにされ、法的プロセスが国際的ベースで続くことが記録されたと語った。犠牲者に対する謝罪、あるいは補償金が十分ではないとするユルドゥム氏は、イスラエルの兵士が裁かれ逮捕されることやガザの封鎖を解くことが必要だと述べた。人権・自由・人道支援財団は、国連のこの報告書に基づき、10月14日に国際刑事裁判所に提訴をし、その後ハーグの司法裁判所に赴くことになる。
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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:20254 )