カラス退治に鷹?―トプカプ宮殿オルタイル館長の妙案に賛否
2010年10月02日付 Hurriyet 紙
イスタンブル・トプカプ宮殿博物館長イルベル・オルタイル教授が宮殿に被害を与えているカラスに対し「鷹を使った対抗策」を取ろうとしていることに対し、ヴェイセル・エルオール観光森林大臣が支援することとなった。エルオール大臣は、「オルタイル氏が正式に申請してくれば、我々が鷹を見つけてくる。我々はホオアカトキさえ見つけ、シリアに送ったことがある」と述べた。
■「オルタイル氏は間違っている」
カーディル・エンギン黒海狩猟・野生生物連盟会長はオルタイル氏の提案する解決法は間違っていると述べ、「カラスは怒りっぽい動物であり、鷹を追い払い鷹に歯向かって行く。鷹は小さな鳥を捕まえるために生きている。しかし必要なら、アルトヴィンやアルデシェン、ホパには鷹がたくさんいる」と話した。
■「私たちの鷹は野生」
アタテュルク森林農場のオメル・ビュレント・アルスラン園長は、アンカラ動物園に多くの鷹がいれば宮殿に貸与することができると述べた。動物園のナディル・シャーヒン園長は9羽の鷹を飼育していると話し、次のように述べた。「私たちのもとにいる鷹は野生のもので、宮殿で必要とされているのは飼いならされ、訓練を受けた鷹である。動物園の鷹たちでは飛んでいってしまう。訓練を受けた鷹を見つける必要がある。私たちの鷹は人の手に慣れていない。」
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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:20296 )