スカーフ論争がトルコで話題の中心となっているなか、ボドルムではAKP(公正発展党)に入党する女性たちののミニスカート姿やシックな服装が目立った。
エルトゥールル・ギュナイ文化観光相は昨晩(8日)、公正発展党女性部ムーラ支部に新党員として加入する女性らに、党員バッジを与えるため、ボドルムのトゥルグットレイス地区にやってきた。このセレモニーにはムーラ県のギュルテキン・アクチャ知事や、公正発展党女性部ムーラ県代表であるイェルダ・エルオール・ギョクジャン氏、そしてボドルム市長であるユルマズ・アルギュル氏、女性部メンバーらが参加した。
■AKPへようこそ
それぞれにシックな服装を身にまとった女性部の新メンバーに対して、ギュナイ大臣は、公正発展党への偏見が存在すると述べ、「トルコの政治面において私たちは、だれも成しえなかった成功を手にしてきました。賢く、選択を知っている有権者がおり、彼らの前で不成功は許されません。私たちも、より良いこの国のために何ができるかという問題の答えに向かって尽力しています。この政党の名において、最良の奉仕をするために努力しています。この家族の中で、皆さんも新しい奉仕を行うことができると信じています。そして偏見と闘っています。トルコの政治では政治的な衝突が繰り返されますが、政治家のなかに近代的な美徳をもった人々が存在してくれることは、非常に重要です。公正発展党の一家へようこそ。」
■「海岸地域における支持層の開拓という意図は無い」
公正発展等ムーラ県女性部のイェルダ・ギョクジャン代表は、ボドルム出身の新しいメンバーの入党と、国民投票後に行なわれた「海岸地域の支持層の開拓」には関連がないことし、さらに次のように話した。
「これは国民投票とは関係ありません。この新しい私たちの仲間とは国民投票が行なわれる以前から会っていましたから。話が熟するのを待ちました。タイミングが今日に一致しただけです。というのも国民投票の運動中にはこのようなイベントは不可能でしたから。もちろん国民投票の後だったので、そのような働きかけであると考えられているのかもしれませんが。」
ギョクジャン代表は、一部の人々の間に公正発展党に対する不満や不安があると言われていることに関して、「女性たちと話した時には、そのような不安は感じませんでした。直接付き合ってみると、とても親しくなりました」と話した。
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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:20350 )