国会、政府への越境攻撃権限1年延長を承認
2010年10月12日付 Yeni Safak 紙

政府の越境攻撃権限を1年延長する首相府法案が、国会本会議で賛成428票、反対18票で承認された。

トルコ大国民議会本会議(TBMM)において、越境攻撃に際して政府に与えられた権限の1年延長に関する首相府法案が、非公開審議で承認された。

トルコ大国民議会のネヴザト・パクディル副議長が長を務めた非公開審議は、約3時間15分行われた。

投票には451人の国会議員が参加した。投票で賛成が428票、反対が18票投じられ、棄権票は1票あった。

非公開審議では、ベシル・アタライ内務大臣がテロやテロとの戦いに関する情報を伝え、その後各政党の会派が法案に関する演説を行った。

首相府法案によって、イラク北部からトルコに対するテロの危険性を排除し、攻撃を受けないようにする目的でトルコ国軍(TSK)のメンバーが越境攻撃を行うことに関して政府に与えられた権限が、10月17日以降1年間延長されることになる。

トルコ大国民議会本会議の2007年10月17日付の決定によって与えられた権限は、2008年と2009年に2度延長されていた。

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( 翻訳者:三上真人 )
( 記事ID:20376 )