「道徳的安全」に対する犯罪でもっとも多いのは「不道徳ビデオ」に関連した事件
2010年10月12日付 Jam-e Jam 紙
「道徳的安全」に対する犯罪事件でもっとも多いのは、「不道徳なビデオ」に関するもので、そうしたビデオはパーティーなどで撮影されたものである。
イスラーム共和国治安維持軍道徳安全警察のルーズバハーニー長官はイラン学生通信にこのように述べ、さらに次のように語った。「社会に蔓延している不道徳な映像の多くが、パーティーに参加し、〔何者かによって〕なんらかの飲み物を飲ませられて、不道徳な行為に及んでいる様子をビデオに撮られた人々に関するものである」。
同長官は〔‥‥〕さらに、「一部の犯罪者は不道徳な映像を撮影した上で、被害者を脅して〔さらに別の〕不道徳な行為を強要することもある。もし被害者から警察に通報があれば、こうした連中を取り締まることが可能だ。被害者の名誉が損なわれることもない」と続けた。
〔‥‥〕
イスラーム共和国治安維持軍道徳安全警察長官はまた、女性たちが適切な服装をしていないような女性専用の場所をビデオ撮影したり、写真に撮ったりする行為、また身内でのみ行われている他人の行事の様子を収めた低俗なビデオや写真を秘密裏に撮影し、それらを流通・複製せしめる行為なども、法律によって取り締まりの対象となる犯罪行為であると指摘した。
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( 翻訳者:鳥光真理子 )
( 記事ID:20439 )