クルチダルオールCHP党首、共和国記念日レセプション欠席へ
2010年10月28日付 Radikal 紙
クルチダルオール共和人民党(CHP)党首は、大統領官邸で明日開催予定の共和国記念日レセプションへの不参加を表明した。
クルチダルオール党首は、カナルD(テレビ局)で放映された「32日目」という番組での発言で、10月29日共和国記念日を一般国民と一緒に祝いたいと述べた。
クルチダルール党首は、自分のレセプションへの参加の有無が「国を挙げての問題のように扱われていること」を不快に思っているとし、党として「欠席する方向で決定したわけではない」と強調した。また同レセプションへの欠席がボイコットではないとして、「大統領に対し不快感があったとしたら、党員を自由にはさせなかっただろう。私は、一般国民とともに(共和国記念日を)お祝いする」と述べた。
同レセプションへの欠席とスカーフ問題にはなんら関係がないと話すクルチダルオール党首は、以下のように述べた。
「大統領夫人に対し、非常に不公平なことをしている。『スカーフを被っているから欠席する』というのは間違いである。彼女の服装は、我々の問題ではなく、彼女の問題である。これ(私が欠席すること)をスカーフ問題と関連付けることや、この文脈で解釈することは極めて大きな誤りであり、正しくない。このようなことは決して問題ではない。もしこのような理解があるとしたら、完全に間違っている。このような共通理解があるとすれば、党所属の議員たちも欠席するはずだ。」
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( 翻訳者:田辺朋子 )
( 記事ID:20524 )