AKPを批判したヒュリイェト紙主筆、辞任へ
2010年10月31日付 Radikal 紙


ヒュリイェト紙で36年間主筆を務めたオクタイ・エクシ氏は、木曜日のコラムで用いた表現が批判を浴びると昨日辞職を決意した。

エクシ氏は、10月28日木曜日のコラムにおいて、公正発展党が黒海での水力発電所の建設を断固として主張していることについて、「(彼らは)生みの親すら裏切りかねない」という表現を用いた。批判を受けてオクタイ・エクシ氏は、昨日ヒュリイェト紙のトップコラムで「筆を滑らせてしまったようだ」と記し、謝罪した。

しかし、この28日のコラムによっても批判は収まらなかった。約500人の公正発展党支持者のグループが、ヒュリイェト紙のイスタンブル本社前でエクシ氏に抗議をした。公正発展党のヒュセイン・チェリキ副党首もエクシ氏を非難した。チェリキ副党首は、「エクシ氏が何も意図せずに筆を滑らせたとは信じられない」と述べた。エクシ氏はこうした事態を受け、44年務めたヒュリイェト紙を辞める決定をした。メディア評議会会長でもあるエクシ氏は、本日ヒュリイェト紙に短文を寄せ、読者に別れを告げる。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:20557 )