交通事故の死亡者、若者の割合がトップ:死亡者の4分の1がバイク乗り
2010年10月26日付 Jam-e Jam 紙
国家法医学庁の医学・実験担当副長官は、交通事故の犠牲者でもっとも多いのは若者たちであると指摘し、「今年の上半期には12,812人が交通事故で死亡した。この数字は昨年同時期比で4.3%の増加である」と述べた。
ファールス通信によると、アブドッラッザーグ・バルゼギャル氏は「今年の最初の6ヶ月間で交通事故による死者数の増加幅がもっと大きかったのは、ファルヴァルディーン月〔3/4月〕で10.2%、次いでシャフリーヴァル月〔8/9月〕で8.9%であったと報告されている」。
その一方で、治安維持軍交通担当副長官は先週、交通事故での死者数が2万7千人から2万人に減少したと発表していた。
モオメニー司令官はその際、「85年〔2006/7年〕には国内に600万台の自動車が存在し、2万7千人が交通事故で死亡したが、違反者に対する厳しい取り締まりの結果、国内の自動車の数は120万台増えたにもかかわらず、事故で亡くなった人の数は現在、2万人に減少した」と述べていた。
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国家法医学庁の医学・実験担当副長官はまた、「今年度の上半期における交通事故による死者数は、テヘラン州が1193人でもっとも多く、次いでホラーサーン・ラザヴィー州が1079人であった。これに対して、もっとも少なかったのは、イーラーム州で72人、次いでコフギールーイェ・ブーイェルアフマド州で106人であった」と発表した。
バルゼギャル氏はさらに、「国家法医学庁の統計班の調査によると、交通事故で亡くなった人の78.5%が男性、21.5%が女性であった〔‥‥〕」と述べた。
同氏は交通事故で亡くなった人たちの年齢分布について、「8.1%が10歳以下で、5.5%が11歳から17歳、30%が18歳から29歳、29.4%が30歳から49歳、27%が50歳以上であった」と付け加えた。
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( 翻訳者:今屋麻依子 )
( 記事ID:20571 )