エネルギー部門の主要な日本企業が、マーケティングや販売、共同経営に関してトルコ企業と協議を行うことになった。イスタンブル商工会議所(İTO)と日本貿易振興機構(JETRO )が提携して2010年11月8日~9日の間、İTOを会場に「再生可能エネルギー・省エネルギーシンポジウムと企業間交渉」が開催される。この催しでは11月8日に、日本企業が先進的な技術をトルコ企業に紹介する。9日にはマーケティング、販売、買い入れ、共同経営に関して企業間の協議を行う。
催しには、三菱重工、伊藤忠商事、三菱商事、川崎重工、ダイキン工業、フォームジアリング、スチールプランテック、日立プラントテクノロジー、前川製作所といった業界をリードする日本企業が参加する。
2部構成の催しの、「シンポジウムの部」では、日本企業が製品と技術に関するプレゼンを行う。「直接協議の部」では、エネルギー部門とその関連事業をはじめとして、鉄鋼施設、ホテル、エンジニアリング会社や建設会社、コンサルタント会社、地方自治体、テキスタイル化学品製造業、飲食会社、染色工場といった部門で活躍するトルコと日本の企業がマーケティング、販売、買い入れ、共同経営の目的で参加する。
日本企業がトルコに紹介する技術の一部は次の通りである。
省エネルギー分野では、ボイラー放熱防止の省エネ素材、熱エネルギー転換、アルミコーティングによる省エネ、CO2排出ゼロ住宅など。エネルギー生産分野では、光起電エネルギー、熱(太陽光)エネルギー、風力エネルギー、アモルファス変圧器、太陽エネルギー、地熱エネルギー、吸収式冷凍機、上水・下水装置、エアコン、ヒートポンプ、廃プラスティックの再利用など。
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( 翻訳者:猪股玲香 )
( 記事ID:20604 )