「地域保安計画」で100人のならず者を逮捕:一部には「反逆罪」の適用も
2010年11月03日付 Jam-e Jam 紙
「地域保安計画」の新たな段階が実施されたことに伴い、100人以上のならず者やプロの犯罪者が逮捕され、司法当局に引き渡された。
ジャーメ・ジャム紙の報道によれば、大テヘラン警察長官のホセイン・サージェディーニヤー司令官は昨朝、記者会見で「地域保安計画の始動後、テヘランの各地区に潜伏するならず者やプロの窃盗犯、及び麻薬の密売人らの特定・逮捕が〔警察の〕重要課題に位置づけられた」と述べた。
テヘラン警察長官はその上で、「今週の始めからこの計画が開始されたのに伴い、テヘランの2000の地区に警官らが配置され、犯罪者らの逮捕が行われた。この計画は、今も続いている」と語り、さらに次のように述べた。「情報収集、ならびに逮捕者の取り調べの後、この計画の第2段階が月曜日の深夜に始まった。これにより、警察は6人の女を含むならず者100人以上を逮捕することに成功した。警察の調書次第では、これらのならず者たちに対して判事から反逆罪〔=死刑〕の判決が下される可能性もあるだろう」。
犯罪者には身分証の発行も
大テヘラン警察長官はまた、「この計画の実施目的の一つは、社会規範を乱す者たちを厳格に処分し、公共の秩序〔維持〕に真剣にとりくむことである。逮捕されたならず者たちには、〔それ用の〕身分証を発行し、〔‥‥〕釈放された後も、〔警察によって〕秘密の監視下におかれることになる。また毎週、居住地にある警察署に出向くよう、義務付けられることになるだろう」と言明した。
サージェディーニヤー長官はさらに、「また、この計画の第2段階では、40キロ分の合成麻薬が発見され、それに関連して各所で麻薬を売りさばいていた男7人と女4人が逮捕された」と指摘した。
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( 翻訳者:長島太郎 )
( 記事ID:20643 )