微笑むマラドーナ:サッカー・イラン代表監督就任の噂に
2010年11月10日付 Jam-e Jam 紙
アルゼンチン・サッカーの伝説的存在で、現在中国を訪れているディエゴ・マラドーナが、自身の中国訪問は観光目的だとして、サッカー中国代表監督への就任の噂を否定した。
その一方で、中国サッカー協会のスポークスマンであるタング・ジングイ氏はこの件に関し、「マラドーナは中国のサッカー関係者と一切会っていないし、このこと〔=中国サッカー関係者との面会〕について彼に申し出が行われているものの、彼はそれに関心を払っていないようだ」と語った。
マラドーナは、サッカー・イラン代表の監督に就任する可能性はあるか、との問いに対しては、何も言わずただ一度微笑んだだけであった。
イラン・サッカー協会国際関係委員会のアッバース・トラービヤーン委員長は、これについて次のように語っている。「マラドーナがイラン代表チームの技術スタッフを指揮する立場に就任するとの情報は、まったく正しくない。この伝説のサッカー選手は昨年、イラン訪問を希望したものの、アルゼンチン代表監督として〔全力を傾けることを〕選択したため、イラン訪問を今年に延期していた、というのが事の真相だ」と語った。
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( 翻訳者:関雄仁 )
( 記事ID:20696 )