日本政府は、「ボスフォラス鉄道計画2(マルマライ計画)」のための追加の円借款を承認した。
国庫庁の発表によると、交通省・鉄道・港湾・空港建設局が行っているマルマライ計画(ボスフォラス海底鉄道トンネル建設)に必要な追加予算を賄うため、国庫庁と日本国際協力機構との協議の結果、2005年2月18日の合意で取り決められた987億320万円の円借款を、1408億100万円に増額したと発表した。
発表では、問題の補正案に関する「文書取り交わしと借款合意の修正」が今日(23日)、トルコ・日本間で調印されたことを明らかにした。
一方、日本大使館は、在トルコ日本大使の田中信明氏と国庫庁長官イブラヒム・チャナクチュ氏が、「マルマライ計画」への420億7800万円もの追加の日本政府開発援助(ODA)による貸し付けのため、合意文書に調印したと発表した。
発表では、追加の円借款の条項が、「マルマライ計画」の条項と同じであると明らかにし、トルコ有数のプロジェクトのひとつであるマルマライ計画を日本政府が力強く支持し、二国間の友好関係と経済協力がより強固なものになることを願っているとも述べられた。
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( 翻訳者:木村納菜 )
( 記事ID:20759 )