エジプトへ逃れたファタハ幹部とシナイ半島北部の遊牧民部族が衝突
2010年11月19日付 al-Quds al-Arabi紙

■ エジプトへ逃れたファタハ幹部とシナイ半島北部の遊牧民部族が衝突

2010年11月19日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP1面

【カイロ】

エジプトの新聞が金曜日[19日]に明らかにしたところによると、ハマースのガザ地区制圧後にエジプトへ逃れていたファタハの幹部が、火器を用いてシナイ半島北部の遊牧民部族のメンバーと衝突した。

 『アル=ミスリー・アル=ヤウム』紙によれば、ファタハ幹部とシナイ半島北部で勢力を持つファワーヒリーヤ部族のメンバーとの衝突は、水曜日[17日]に起こった。あるパレスチナ人が住んでいる家の賃料をめぐる対立が背景にあるという。

 この衝突により、治安部隊が事件を鎮圧するまでアリーシュ・ラファハ間の国際道路が2時間にわたって閉鎖されたほか、複数の乗用車が損傷を受け、部族の一人が頭蓋骨を骨折したと同紙は伝えた。

 今回の問題の原因は、ファワーヒリーヤ部族の一員である家主が契約終了前にアパートから居住者[のパレスチナ人]を立ち退かせようとしたことにあるという。

 同紙によれば、事件が起きた地域に派遣された治安機関の増派部隊により、警察は衝突を止めさせ、事態を収拾することができた。

 約5年前にハマースがガザ地区を制圧した後、ファタハ幹部やメンバー多数がエジプトへ逃れ、今でも約150人がアリーシュで生活しているという。

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(翻訳者:神田春奈)
(記事ID:20769)