イランの平均余命、革命後12年上昇
2010年11月16日付 Jam-e Jam 紙

イラン保健省の医療担当次官は、革命後のイランの衛生・医療政策の成功について触れ、「ここ25年で、イランの平均余命は約12年上昇した」と語った。

 イラン学生通信(ISNA)の報道によると、ハサン・エマーミー=ラザヴィー博士はパキスタンの福祉人口女性問題相との会談のなかで、我が国の健康分野における女性の活動について指摘し、「現在、1万7000人の女性保健師がイランの保健所で働いている。また、10万人の健康ボランティアが各都市で女性の健康に目を光らせている。さらに、イランの医学部への入学者の60%以上を女性が占めている」と語った。

 同氏は、最近パキスタンで起きた洪水について言及し、「イランの国民ならびに政府は、パキスタン洪水問題で、同国への支援を表明し、必要な措置をとってきた。現在も、友人であり隣国であるパキスタンを手助けする用意がある」と述べた。

 エマーミー=ラザヴィー氏はイラン人女性に対して取られた保護活動に関して、「社会の個々人、特に女性の健康水準を向上させるにあたっては、他の機関の協力がきわめて重要である。ここ25年間で、イランの平均余命は約12年上昇した」と指摘した。

 同氏はその上で、「イラン人女性の平均余命は、〔男性のそれに比べて〕より顕著な延びを経験している。現在、女性の平均余命は73歳で、男性は71.5歳となっている。また、これまで取られてきた政策によって、妊婦の死亡率も10万人に140人の割合から、10万人に30人の割合に低下した」と述べた。

Tweet
シェア


関連記事(イランの平均余命、世界平均を6%上回る)
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:関雄仁 )
( 記事ID:20776 )