スンナ派コルデスターン地方でのテロ増加を目論む組織のトップが死亡
2010年11月22日付 Jam-e Jam 紙

情報省は、〔コルデスターン州〕サナンダジュで某テロ組織のトップが殺害されたことを明らかにした。この人物は武装強盗、治安維持軍との衝突、ならびにサナンダジュ司法検事補の暗殺などの事件を起こしてきた。

 メフル通信によると、情報省の発表には、次のようにある。

「コルデスターン州情報総局の絶え間ない努力と諜報・作戦活動によって、逸脱したワッハーブ派に属する某テロ組織の指導者がサナンダジュ県で発見、情報省部隊の待ち伏せ攻撃に遭い、戦闘中に副官もろとも死亡した。この人物は、ハマダーンで起こした最後のテロ行為から5ヶ月が経ち、〔サナンダジュに〕逃亡中だった。

この組織のトップは副官や共犯者たちと共に、サナンダジュにある某民間企業に対する武装強盗、サナンダジュ・チャハールバーグ地区での治安部隊との戦闘、サナンダジュの司法検事補メフディー・カーミヤーニー氏に対するテロ行為、ハマダーン市及びビージャール市で起こした誘拐殺人、ザンジャーンで起こした強盗殺人、宝石店に対する武装強盗ならびにハマダーンの一般市民への傷害、などの恥ずべき事件を積み重ねてきた。

この組織はこれらの強盗によって得た収入を使って、イラン西部のスンナ派住民の多く住む街でテロを増やそう目論んでいた。しかし、情報省部隊のタイムリーな行動によって、これらのテロは未然に防がれている」。

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( 翻訳者:古賀夏樹 )
( 記事ID:20796 )