ウィキリークス文書での自党と彼の同僚に関する内容に対応するため、タイイプ・エルドアン首相はアメリカ人外交官に対する法的プロセスについての委員会を設立した。
これらの外交官らに対してどこでどのように訴訟を起こすかを調査する委員会の長には、ウィキリークス文書で厳しい表現が用いられていた公正発展党(AKP)のアブデュルカーディル・アクス副党首が就任した。
■エルドアンは警告
エルドアン首相は、党員に外国の外交官と会談には注意するよう警告し、「われわれの友人が誰と何について話したか注意しなければなりません」と話した。
■文書の公開待ち
AKP幹部は、法的プロセスに関する調査を始めさせる一方で、訴訟を起こすためにウィキリークス文書全てを公開するよう決議した。あるAKP幹部は、「まだ何千もの文書にが言及されています。この問題に対する法的プロセスを始めさせるためにこれら全てを見なければなりません。全資料が公開されたら状況をよりはっきりとした形で把握することも可能になるでしょう」と語った。
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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:20849 )