米議員がシリアの核開発に関し査察を要求
2010年12月07日付 Al-Nahar 紙

■米議員ら、シリアでの核査察の即時実施を要求

2010年12月7日『アル=ナハール』紙(レバノン)HPアラブと世界面

 米議会議員らは昨日〔6日〕、バラク・オバマ大統領に対し、密かに核開発を行われていると疑われるシリア国内の諸施設を国際原子力機関(IAEA)が査察できるように圧力をかけるよう要請した。

 複数の議員が署名をした大統領宛の書簡には、「我々は大統領に対し、IAEAがシリアで特別査察を即時に実施するよう呼びかけて頂くことを強く求めます」と記され、議員らはシリア政府の同機関への協力が不十分であるとの認識を示した。また、調査の目的について「シリアが、特に軍事目的の核計画に転用し得るような核開発に密かに関与していないかを確認すること」としつつ、「北朝鮮やその他の諸国から非合法な核開発支援を受けている可能性がある」組織やシリア政府高官に対し処罰を課すよう要求している。

 同書簡は12月2日に提出され、民主党のクリスティン・ジルブランド上院議員の事務所が昨日公開した。書簡には、共和党のジョン・キール上院議員や無所属のジョー・リーバーマン上院議員他、複数の下院議員が署名した。

 IAEAは、シリア国内の砂漠地帯に位置する数箇所の施設の査察を求めているが、その中には、2007年9月に核施設の建設計画が実施されているとのイスラエル当局の疑念を受けて同空軍が破壊したアル=キバルの施設も含まれている。

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( 翻訳者:加瀬冴子 )
( 記事ID:20963 )