初のトルコ製戦闘機生産へ
2010年12月16日付 Radikal 紙

軍事産業政策決定委員会の会合で、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とウシュク・コシャネル参謀総長とヴェジディ・ギョニュル国防大臣が参加し、驚きの決定がなされた。

空軍指令本部は、2020年以降の国産戦闘機生産のために第一歩を踏み出した。初の国産戦闘機生産の為に、トルコ航空宇宙産業(TAI)との協定に署名することが決定された。ギョニュル国防大臣は、国産戦闘機はF4が任期を終えた後、F16およびF35とともに任務に着く予定であると述べた。

「韓国も戦闘機を作ろうとしている。共同で生産する事もありうるが、現時点では完全に国産の戦闘機を作る方向で、決定している」と述べるギョニュル国防大臣は、トルコがジェット機訓練用飛行機の生産にむけて、動き出すことになると語った。

一方でトルコ軍事産業最大のプロジェクトの一つであり、長い間決着が待たれている多目的用ヘリコプターの入札の結果はまだ出ていない。ギョニュル国防大臣は、価格が下がるのを待っていると語った。話し合いはまだ続くことになる。トルコ軍の要請も含め109機の多目的用ヘリコプター購入のための入札では、アメリカのシコースキー社とイタリアのアグスタ・ウエストランド社が競っている。軍事産業政策決定委員会は、以下のようなその他の決定を下している。

「アイ型潜水艦(ホヴァルツヴェルケ=ドイツ造船社209型)改良のため、防衛技術および防衛工学の会社と合意に至った。その他にターボジェットエンジン開発プロジェクトや600型沿岸警備艇調達プロジェクトが開始されること、戦車を含め、陸上用車両と船舶のため、『国産力拡大』プロジェクトが開始されることを決議した。」

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( 翻訳者:有田潤 )
( 記事ID:20990 )