アル=カーイダのメンバーが飛行機内で自首
2010年12月16日付 al-Hayat紙

■メディナにて:ナース航空、「アル=カーイダ」メンバーの治安当局への引き渡しに貢献

2010年12月16日付『アル=ハヤート紙』(イギリス)HP1面

【リヤード:ムアーウィヤ・ヤースィーン】

 本紙が知り得た情報によると、昨日、リヤードからメディナに向かっていたサウジアラビア国営航空会社「ナース航空」の便に搭乗していた乗客の一人が、自分は「アル=カーイダ」のメンバーであり、サウジアラビアの治安当局に出頭したいとチーフパーサーに申し出た。

 機長と助手たちは高い職業意識と英知を持って行動し、メディナのムハンマド・ビン・アブドゥルアジーズ空港治安当局に連絡して、着陸の際、この乗客の引き渡しのために治安部隊を待機させるよう要請した。専門家はこうした機長の行動について、乗客の安全を守り、高度な治安上の国益を実現するという点で、ナース航空の安全への意識の高さを物語る高い職業意識に基づくものだと評価した。

 昨晩遅く、ナース航空のスライマーン・ハムダーン代表が本紙に語ったところによると、この乗客は妻と二人の娘を同伴していた。また彼がコールセンターを通して通常の方法でフライトを予約し、「ペイメント・システム」によってチケット代を支払っていたことが、ナース航空専用の情報システムによってわかっている。この乗客はフライト中に女性客室乗務員に声をかけてチーフパーサーを呼び出し、自分は「アル=カーイダ」に所属する者であり、サウジアラビアの治安当局に出頭したいと彼女に告げた。チーフパーサーから知らせを受けた機長は関係当局に緊急連絡を入れ、通常の着陸地点の手前で飛行機を停めて、治安当局の専門家に爆発物がないかどうか確認するため、飛行機の内部を隈なく調査するよう求めるという対策を講じた。ナース航空の社長は、機長と乗務員の行動を職業的だと評価し、高度な安全感覚に長けていたと表現した。

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(翻訳者:秋山俊介)
(記事ID:21020)