【社会部：マストゥーレ・バラーダラーン＝ナスィーリー】自動車産業、衣料、家庭用品、化粧品、衛生用品、さらには食品産業など、中国製品が我が国のあらゆる産業・経済分野に浸透しているのは事実だ。しかし、大抵、擁護するに値しない質の中国製品が医療産業にまで進出するというのは、いかにも不安である。
これは、健康分野に携わっている関係者たちから、幾度となく発せられてきた警告だ。
このことに関し、保健省天然・補助医薬品課の課長は、我が国の同胞数人が中国製痩身薬の使用が原因で、現在病院のICUで治療を受けていることを明らかにした。
アミール・ホセイン・ジャムシーディー氏はファールス通信の取材に対し、こう述べた。「『スーパースリム』や『シェング・ユアン・ファング』（Sheng Yuan Fang生源坊）といった製品名で、違法に《薬屋》で販売されているこれらの薬は、〔実際には合成麻薬の〕アンフェタミン類の薬物を製造して、偽りの痩身効果を人々に与えているものであり、人体に様々な副作用や危険な悪影響を及ぼしている。実際、これまで我が国の同胞数人がこれらの薬を使用したことによって、病院のICUで病床に着いている」。
同氏は、多くの国民からこれらの薬に関する苦情が食品・医薬品局に寄せられていることを明らかにし、「これらの薬は一つとして、保健省の許可を得ていない。同胞のみなさんは、以下のことに注意されたい。まず第一に、薬は〔正規の〕薬局のみから買うこと、そして第二に、薬に印字された保健省の認可番号、及びその薬が本物であることを示すラベルに留意すること」と注意を喚起した。
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（ 翻訳者:須川美保 ）
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