国会文化委員会、150万のブログを整理・監視するための法案を提出
2010年12月22日付 Jam-e Jam 紙

 国会の文化委員会は、「ブログに対する整理・監視」法案を国会の公開本会議場に提出する予定だ。

 ファールス通信によると、国会文化委員会の報道官であるサッタール・ヘダーヤトハーフ氏は、「現在150万以上のブログがバーチャル空間に存在しているが、残念なことにこうしたブログの活動に対する監視は何も行われていないのが現状だ」と語った。

 同氏はさらに、「国会文化委員会は、ブログに対する監視の〔具体的〕側面について、定義を明確にしようと考えている。ブログ運営者のなかには、道徳的問題を守っていない者がいるからだ。とはいえ指摘しておきたいのは、若者のブログ運営者たちは、今日バーチャル空間で最前線に立って敵と対峙する存在だ、ということだ〔=若者からブログを取り上げるのではなく、むしろ敵のプロパガンダに対抗するブログを運営するよう、若者を教育・養成しなければならない〕」と付け加えた。

 ヘダーヤトハーフ氏によると、国会本会議は1ヶ月以内にこの法案を取り扱うことになるだろうとのことだ。

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( 翻訳者:米川千帆 )
( 記事ID:21083 )