治安維持軍総司令官:国内で暗躍する30の堕落組織が摘発
2011年01月13日付 Jam-e Jam 紙

治安維持軍総司令官は、国内で暗躍する道徳的に堕落した30の組織が摘発されたことを明らかにした。

 イラン国営通信(IRNA)の報告によれば、エスマーイール・アフマディー=モガッダム司令官は、イスラーム共和国治安維持軍は「組織的堕落」と若者を堕落へと引き込む「不道徳ネットワーク」の取り締まりを最優先としていることを指摘し、「抑圧諸国は、未発展な国々の若者を堕落へとそそのかすことで、こうした国々を後進的なままにとどめようと目論んでいるのだ」と述べた。

 アフマディー=モガッダム氏は、「グローバリゼーション」のごときスローガンは放埒さを蔓延させるための小道具にすぎないと指摘し、「若者たちの肉欲を刺激する目的で、猥褻なビデオが組織的に国内に持ち込まれる流れができている」と加えた。

 エスマーイール・アフマディー=モガッダム司令官はまた、体制公益判別評議会により、麻薬撲滅のための新たな法律が公布されたことに触れ、「麻薬関連の犯罪者たちとの闘いは新法に基づいて行われる」と述べた。

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( 翻訳者:高山奈美 )
( 記事ID:21190 )