ノーベル化学賞受賞者のアフマド・ズウェイル、危機打開のためにカイロに到着
2011年02月02日付 al-Quds al-Arabi 紙


■アフマド・ズウェイル、危機打開の動きに参加するためカイロに到着

2011年02月02日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP1面

【カイロ】

ノーベル化学賞を受賞したエジプト人科学者、アフマド・ズウェイル氏が水曜の夜、カイロに到着した。エジプトで続く危機からの出口を模索する動きに参加するためだ。

ドバイからカイロに到着したズウェイル氏の次のコメントが『アル=ミスリー・アル=ヤウム』紙のサイトに掲載された。「私にとって今最も大切なのはエジプトであり、エジプト国民の絆と団結を今一度取り戻すことだ。エジプトは火急の事態にあり、重大な局面を迎えている。我々は皆、私心なく誠実に行動しなければならない」「私は変化と民主化に向けた動きの立役者であるエジプトの若者たちを賞賛する。数時間のうちに何人かの人物を会談を行い、木曜日か金曜日に開く記者会見で私の立場を明らかにする」。

エジプトでは1月25日以来、フスニー・ムバラーク政権の打倒を求めるデモが続いており、現在までにおよそ300人が死亡、数百人が負傷している。

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( 翻訳者:山本薫 )
( 記事ID:21337 )