■エジプト:カイロ東部から大行進…ムバーラクの決定を支持して
2011年02月03日「アル=アハラーム」
【ナギー・アルガルガーウィ】
カイロで、1日夜にムバーラク大統領がエジプト国民に向けて行った演説を支持するデモ行進に数千人が参加した。改革のステップ、変革、そして次期大統領選に自身が立候補しないことを述べた演説に対し、デモ隊はエジプト万歳、生きよムバーラク、改革にイエス、ムバーラクにイエスといった横断幕を掲げていた。
このデモ行進には、ムバーラク大統領を支持するプラカードを持った様々な階層の女性、青年男女、労働者、農民らが参加し、中には、青年たちが行ったことを遺憾に思うというプラカード、またアメリカの工作者等、エルバラダイに反する表現を掲げた垂れ幕を持つ者もいた。
大行進は、オートストラッド通りのナーディ・アラブ・ムカーウィルーン(アラブ建設者クラブ)を出て、1万1千人以上がサラーハ・サーレム通りの共和国防衛隊本部まで行き、その近くで待ち受けていた5千人以上の他のデモグループと合流した後、タハリールに向けてサラーハ・サーレム通りでの行進を始めた。その間デモは、ムバーラク大統領支持と、エジプト国民とこの国の青年たち…過去数日をスローガンと彼らが望まない要求を広めるのに利用した青年たち…の名においてムバーラク大統領は誇りであるという歓呼を繰り返した。またそこには、当局関係者のグループや、特別なアジェンダを持つグループもいた。
自家用車に乗ったまま参加する家族たちを含んだ行進は、クラクションを鳴らし、エジプト国旗を車上にはためかせ、少女や女性たちは感情的に泣き叫びながら、ムバーラク大統領の真の高貴さと、30年以上エジプトを庇護してきた戦争と平和の英雄であること、そしてエジプトの戦争回避に貢献し、長い間地域に治安と安定を行き渡らせてきたことを確認したその英断への支持を表明するためにタハリール広場に向かった。
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( 翻訳者:中澤優子 )
( 記事ID:21343 )